転倒による外傷からの審美的かつ機能的回復を計る その③
数ヶ月の間、上顎両中切歯と上顎右側切歯には、
プラスチック製の仮歯を仮装着してありました。
歯の形態や長さ(高さ)の確認し、
痛みと噛み合わせには問題がないことを確認。
最終的な被せの歯=硬質レジン前装鋳造冠(健康保険適用)を装着して治療終了しました。

今回の治療は全て健康保険で行えるものです。
最近では東京や大阪などの歯科医院では、
「ウチでは15万円程度で自費のセラミックの歯しかできませんよ。」
などと言われることが多いそうです。
セラミック製の良い製品を売るのは結構なことですが、嘘はいけません。
患者さんの経済的な事情も考慮して健康保険を上手に利用しながら、
最善の歯科治療を提供することが本当の医療だと思います。
さらに良いものを求めていらっしゃる方々に、
セラミックやインプラントなどの自費をお勧めするべきでしょう。
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